ホテルの分煙化工事
空調設備は空間(目に見えないもの)をデザインし、人々に心地よさを提供します。
一例としてホテルの全面改修工事をご紹介します。
都内にあるビジネスホテルで、リニューアルの為3か月閉館して改修工事しました。
客室を喫煙室にしました。
施工前の状態です。
まず、解体
客室のトイレ・ユニットシャワーの壁などすべて撤去しました。
次は外壁にダクト用の穴をあけます。
天井に埋込の空気洗浄機(ポラリス)を吊ります。
業務用の機械なのでかなり大きいです。
煙が廊下に出ないように屋上に排気します。
ダクトを屋上まで配管します。
施工前
施工後
施工前
施工後
屋上に喫煙室用の排気ファンを設置します。ここで部屋の中の排気量を調整します。
施工前
施工後
試運転をし、部屋の中の気圧を調整します。
排気量が多いと扉などの隙間風が強くなり、ピューピュー音がしてしまいます。
逆に少ないと煙が外に出てしまうのでここが一番気を使うところです。
空気清浄機が天井内に収まっているので、すっきりした空間になりました。
担当: カツタ